青い海とみかん。のどかな光景が美味しいみかんを育みます。 木枯らし1号の後の大型台風の来襲。連日雨に見舞われていた片浦地区にようやく太陽が戻ってきました。昨日に続き今日も朝からピカピカの太陽の登場です。
みかんの郷、小田原片浦地区。写真は江之浦にあるとあるみかん畑の光景です。おいしいみかんを育む景色そのもの、という写真なんです。
海を見下ろす急傾斜地にあるみかんの木、一日長い時間の太陽を浴びるだけでなく、同じように海に降り注いだ太陽がさざ波に当たって、海から無数の太陽の反射光をみかんの木に届けます。こうしてたっぷりと太陽の恵みを浴びたみかんが美味しくないわけありませんよね。
そして海はもう1つみかんのおいしさを作り出す大切な役割を果たしています。それは海に近いということで作り出される局所的な気候なんです。??? とお思いですよね。海の持つ温度がまたまたみかんを優しく見守ってくれるのです。そう冬には気温より高いたっぷりとある海水の温度が、温暖な気候を片浦地区に作り上げるのです。そのおかげで片浦地区には、冬、雪が降ったり霜が降りたりってことは少ないんです。
夏は涼しく、冬暖かい。そんな片浦地区特有の気候がおいしいみかんの源なのです。いよいよ11月、あちこちのみかんの木に色付きはじめたみかんが増えてきました。今年のみかん、夏の猛暑の影響でとっても甘くなっていますよ。お楽しみに〜。