通過するだけじゃもったいない、小田原、そして片浦地区 伊豆半島の熱海、伊東。そして箱根…。冬になると恋しくなる関東で指折りの温泉町がひしめくこの片浦周辺。そんな温泉町への入口というのが、ここ小田原。いつもいつもそんな旅行の通過点でしかないかもしれませんが、この町って実は海も山も川もあって素朴な趣のある町なんです。
その昔には、世に知られる文人達が多く居を構えた歴史を見てみれば、その理由がわかります。人工的なテーマパークじゃなく、豊かな自然が作り出す季節の変化に目をやれば、それはそれは魅力満載な場所。
その証拠に伊豆半島に向かう道を、国道135号線から根府川の手前で旧道である県道方向に遠回りしてみれば、実感するはずです。