50キロのみかんにあっても1つの貴重な存在なんです 発送開始から毎日、みかんの梱包作業に追われ、ブログの更新もままならない状況でした。 小田原片浦産の早生みかんをご注文いただいた皆さん、お味はいかがでしたでしょうか? 畑によって、木によって、なっている木の部位によって、それぞれ味がちょっとづつ違うという早生みかん。でもどれも爽やかさな味が楽しめるのが、やっぱり旬の早生みかんですね。さまざまな味の違いが楽しめたのではないでしょうか?
発送開始直前から初期の産地は石橋地区、その後に根府川へ、最後は江之浦へと産地を大きく変えて農家さんから分けていただき、日々の発送に充ててきた感じです。同じ熟成度を求めること。結果的に約1カ月の間、その産地の標高差と日照具合で違ってくる積算温度の到達具合から生まれる味の違いを、どんどん追い続けた結果です。
多くのみかんを手で触り、1つ1つ直接箱詰めをしていく今回の片浦みかんのお歳暮バージョン。こうしてみかんを触っていると、たまに擬宝珠(ぎぼし=農家の方々が呼ぶみかんのヘタの部分)に小さな葉っぱが付いているみかんがみつかります。
箱詰めの方法は、みかんの底、そうお尻側を上にして並べていくように今回はしたのですが、このみかんが見つかったときは、このみかんだけ上を向かせて箱詰めをしました。
仲間内では、幸せのみかん、って呼んでいます。とっても貴重な存在。50キロのみかんの中に1つあればラッキーなみかん。だから幸せのみかん、になっているみたい。
なんだか、こんな姿を見るだけで、楽しくなりますね。皆さんのお手元に届いたみかんの箱に入っていましたか? 入っていたら、年末ジャンボ購入がいいかもしれません。
みかんの産地片浦では、早生みかんはほぼ終わりを告げました。
これからは、普通みかんといわれる青島の収穫が始まります。この青島もまた、美味しいんです。その味の深みは、「これが青島!」と認識させられるはずです。年末年始向けに、事務局でも皆さんにお分けできるようになればと考えています。
たくさんのご注文、ありがとうございました。